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宇賀田会計事務所ニュース平成26年6月版

2014/06/03

こう宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。 この前まで、暖房使うか考えてた気がしますが、すっかり初夏になりました。月日が経つのは早いです。

1.   労働保険の計算時期です

皆様のお手許に、労働保険の年度更新のための書類が届いていることかと思います。労働保険の精算を行うために、来月10日までに計算して申告する必要があります。この申告のお手伝いをしますので、当事務所までご相談ください。

2.   消費税の簡易課税、みなし仕入率が変わります。

平成27年4月以降に開始する事業年度から、消費税の簡易課税の税率が変わります。簡易課税は、基準期間の年間課税売上高が5000万円以下の方が、届を出せば簡単な掛け算をするだけで、消費税の計算ができる制度です。簡易課税を選んだ方が税額も有利になるケースが多くなりがちな、金融業と不動産業のみなし仕入割合が変わりました。その他の業種では、現行どおりです。

・      金融業  現行60% → 改正後 50%

・      不動産業 現行50% → 改正後 40%

不動産賃貸業をされている方で、簡易課税をとっている方が多いと思いますが、消費税率の増加を含めて税額が16%から20%程度増加することになります。それでも簡易課税の方が有利な場合が多いと思いますが、物件の大規模修繕が必要な場合などは早めに相談ください。修繕等をする期がはじまる前に届を出す必要があります。

3.   交際費に係わる税制

4月にもお知らせしましたが、現在の税制で中小企業は800万円まで、交際費が全額損金算入可能になっています。大企業でも、接待「飲食費」(=会社外部の方との飲食費。社内接待費は含まず、贈答も含まない)50%が損金算入可能になっています。

また、今までどおり、一人あたり5,000円までの「接待飲食費」は、会議費として損金算入が可能です。なので、大会社や交際費を多く使う方は、5,000円までの飲食は、帳簿を作って損金にして、その他の交際費で損金可能部分を作るというのが特になります。

4.   当事務所に新しい仲間が増えました。

5月19日から当事務所に新しく職員が入所しました。この春大学を卒業したばかりの女性で、田畑望といいます。特に資格などあるわけではありませんが、ちょっとずつ頑張ってもらう予定です。

それにしても、有効求人倍率がどんどん上がって、実際採用が難しくなっている気がします。来年度の新卒は、かなりの売手市場といわれていますが、多分今後この傾向は続くのではないかと思います。大手企業でも、ブラック企業と噂される会社は、採用困難となっているようです。中小企業でも、同様に人件費高騰と採用難が経営課題となるときが迫っているかもしれません。

○新幹線延伸と御開帳等がある2015年を目前に、某団体の役職もあって、いろんな所に顔出す機会を頂いています。この前、新幹線延伸がテーマの講演を聞き、2016年に北海道新幹線が開通するらしいので注目されそうなのは2015年だけ、あと延伸対策は当事者の市民が考えてやらないと意味ないという点に妙に納得しました。○注目といえば、先日「ながの祇園祭屋台修理保存委員会」を事務局担当として立ち上げまして、たくさんのマスコミに取上げて頂きました。JR東日本を通して東日本鉄道文化財団からご支援頂き、東町が持つ明治5年に建造された長野市内でも有数の屋台を修繕します。本当に立派な屋台でして、東町の区長さんを中心に実現に向かっています。

○ながの祇園祭も7月13日の開催に向け準備が進んでいます。そんな中「屋台巡行毎年やろう!」と立上げた方が、先日お亡くなりになりました。保存委員会も、その方がやると言い、巻き込まれて一緒に準備を始めた事情が分かる私が、とりあえず引継いだものです。

○とにかく寂しい限りです。このお祭はおカネがかかる上、各町との調整があり、伝統もあり、それに伴うプレッシャーもかなりなものだと推察されます。保存委員会の立ち上げという、どうってことない仕事でも意外と大変で、今まで守ってもらっていたなと感じました。改めて、必ず人は亡くなるんだから、どうやって遺すのかを考えさせられました。

○私は、オマチの人ではないですし、いろんな役職も今年までです。ただ、当事者としては、2015年春、改修した東町の屋台を披露して、御開帳でいっぱいの観光客の皆さまに、長野市にお住まいの皆さんに、門前文化らしい「ながの祇園祭」を知ってもらえるようにやりたいなと思っています。ハードルは結構ありそうですが・・。

 

 

 


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