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宇賀田会計事務所ニュース2020年10月版

2020/10/02

いつも宇賀田会計事務所をご利用いただき、誠にありがとうございます。

◎ものづくり補助金(一般枠)で当事務所が書類作成した案件が採択されました

お客様から、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を申請したいという相談があり、ハードルが高いと聞いていたのですが、試しに(といっても大変ですが)書類(加点になる経営革新計画等含む)を作成したところ、3次締め切り分で採択されました。今回の採択率は38%でした。正直今回通ると思わず、4次用に書類のブラッシュアップしようとしていたので大変良かったです。

せっかく経験したので、今月はものづくり補助金について触れたいと思います。

(1) ものづくり補助金、採択されると

中小企業であれば投資・費用等の金額の3分の2(上限1000万円)が助成されます。かなり大きな助成で、この金額の助成としては取りやすい制度です。

(2)採択されるには

中小企業庁から発表されている新分野もしくは新サービス等に適合する投資として事業計画書を作成します。要領等に沿って計画内容をA4で10 枚程度にまとめます。加点事由になる経営革新計画(内容は大枠で同じ)なども提出した方がよいでしょう。

提出は、GビズIDなるものを取得して、そこから電子申請します。先にGbizIDを取得しましょう。

(3)デメリットもいくつかあります

・計画を作成するのが大変

ものづくり補助金の制度主旨に合致した事業計画を作成することが大変です。投資案件がそもそも合致しなそうな場合は、通らない可能性と労力を考えると諦めた方がいいかもしれません。要領等を読んで大枠を理解するだけでも何日かかかります。

採点者は、業界の専門知識等がない長野県外の人なので、専門用語や投資対象となる機械の性能、機能等を理解できる分かりやすい表現をすることが必要で、大変です。制度の知識と計画の構成がものをいう側面もあるので、専門に扱うコンサル会社等がものづくり補助金に強いのは当然だと実感しました。

・採択後の計画期間のフォローアップ

採択して購入した後、フォローアップの書類を毎年提出する必要があります。それ用の資料づくりが必要です。最悪助成金の返還もありうるので計画内容や購入後の実際の運用には注意ください。

・計画を達成するまでの負担増

提出する計画は、雇用維持か増(≒人件費増)を行いながら付加価値(≒利益)を増やす計画です。多くは売上が相当増える計画になります。事業計画期間の人件費増加額は、助成金額を楽に超えるはずです。業績未達は返還事由にはならないと思いますが、机上の空論でなく、無理なく実現可能な計画か十分に検討しましょう。

(5)挑戦する価値はあるとおもいます

コロナ禍で、融資などの資金供給は潤沢に行われていますが、コロナ後の経営環境が元に戻るとは限らず、当然返済する必要があります。今の手許資金がなくなるとその後の融資獲得はより難しくなります。

そんな中、未来への計画と収益獲得のための投資を行うことはコロナ後の準備としても必要な場合も多いと思います。進出したい分野、特に強化したいポイントが明確なら挑戦を検討ください。当事務所で相談に乗ります。

 

〇9月の4連休は、今年最大の人手となったようです。私も義妹家族が長野に来まして、黒部ダムに行こうとおもっていましたが、早朝にバスチケットが完売。結局、公園巡りをして過ごすことになりましたが、山の上は渋滞だったようです。徐々にコロナが普通のことになって普通の活動に戻っていくことは嬉しいことです

○Go toも話題でしたが、Go toイート、それとは別にGo to地域共通クーポン、長野市でながのビッグプレミアム商品券等、助成事業が目白押しです。ほかにも医業向け助成が何種類かある等、申請先も要件も全てバラバラな助成金が乱立しています。当事務所でもお恥ずかしながら全部把握しきることはできませんで、皆様はじめ、たまたま得た情報から個別に連絡させていただいています。

○助成金は、税で集めたお金をばら撒くので、政策として非常に効率が悪い上に不正受給を防ぐことができません。また、結果的に一定の人しか取得できない制度設計になっているものも多く公平かどうか難しいものです。現在は非常事態ですが、助成金申請の代行をしていて、まともな制度主旨に沿って正当な申請して受給を受けられる補助金ビジネス的なものも社会的な意義はあるなあと感じました。


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