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令和になって遺言を書く。

2019/07/01

○「令和」になりました。「令和」は、世の中に驚くほど早く定着しているようで、日本人は本当に元号を愛しているのだと感心してしまいました。

○元号を否定しているわけではないですが、世の中の人はあまり時系列を利用しないのかなとも思います。昭和・平成・令和と西暦。税や会計の世界では、何年度から適用になる(なった)のかとか、非常に重要なので、西暦表示に統一してもらった方が、混乱なく間違えません。普段、あまり直面しないであろう一般の方にとっては、もっと混乱の種だと思うのですが、行政手続は、相も変わらず元号使用推奨のようです。確かに、行政で使わなければ、元号は、年賀状でしか使わないかもしれませんが、サービスとしては不便を強いているでしょう。

○一方で「令和」と書いてあると、まだ見慣れないこともあり、とても新しい時代がやってきたという雰囲気が醸し出ます。マスメディアもそんな取り上げ方をしますし、実際平成になったとき(バブル経済末期ではありましたが)も景気浮揚効果が大きかったそうです。リセットボタンを押して、前向きに新しい時代を生きよう!というメッセージは素晴らしいです。

○令和になったのと関係なく、平成になった頃、中学生だった私は、目がかすみ数字を読むのが辛い44歳になりました。令和の次になる頃、私の周りは、どうなってるでしょうか。10年、20年と仕事を続けて行くための努力はもちろん、今やって置いた方がいいことはたくさんあります。なかなか取り組めずに、どんどん時は進んでしまいます。私が令和になって、とりあえず最低限の迷惑回避策としたことは、遺言書を書くことでした。うん、なんとなく新しい。


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