宇賀田会計事務所は地域経済発展のために頑張ります! 公認会計士・税理士・税務申告・会計監査・内部監査・確定申告 投稿 (RSS)

水源の買いあさり

2011/02/22

私は、長野市の水道局にかかわって以来、結構『水』を気にしているのですが、最近最上川の水源付近の森林が外国人により買収された記事が出ていました。

sankei.jp.msn.com/affairs/news/110219/crm11021923240018-n1.htm

北海道でも水源地域の森林の買収が横行していて、条例化しようかという動きがあるようです。長野県でも検討されだすようです。

前にも書いた気がしますが、「湯水のように使う」という言葉に代表されるとおり、日本人はキレイな淡水がいかに貴重品かという意識が低すぎるように思われます。自分達もミネラルウォーター買っているというのに。。

戦争の原因になることも、50年という期間なら普通にありえるでしょうし、人口が増加する世界では、必ず不足すると分かりきっているものが「キレイな淡水」なのです。

地球温暖化が進めば、さらにその貴重性が増します。世界標準だと、石油より淡水が高い時代が来てもおかしくないかもしれません。

日本が騒いだところで、ほとんど影響のないCO2の排出削減に法律作ったり予算を使うくらいなら、温暖化の結果、世界中にインパクトが出るかもしれない、水源を確保する法律や予算を組んだほうがよっぽど現実のリスク対策として意味があるとおもうのですが。

実際今外国人に売らないようにするために、資金を出しているのはNPO法人等だったりするようです。当然限界があります。予算はつけられないにしろ、法律作ればよいだけの森林の外国人への譲渡制限等はすべきでないかと思います。現状だと農地売るほうが相当大変なんだもんね。

そうそう、水源を買ってみるというのも楽しい投資かもしれません。


コメントを行う

CAPTCHA