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宇賀田会計事務所ニュース2021年11月版

2021/11/09

いつも宇賀田会計事務所をご利用いただき、誠にありがとうございます。コロナの感染者数が激減して普通の生活が近づいていると感じられ期待が膨らみます。

1.年末調整、押印が不要になります

毎年恒例の年末調整ですが今年は、税金の計算にかかわる部分は、特に変わる点はありません。

変わる点は、各申告書に従業員をはじめとした年末調整対象者の押印が必要なくなる点です。政府の判子の廃止を進めている方針に則ったものです。

一見手続きが省略できるように思われますが、押印なく書類の記名を会社印字した場合には、本人が確認了承しているという履歴が一切残らない可能性があります。トラブルのリスクとしては小さいかもしれませんが、名前だけでも書いてもらう方が良いかもしれません。

2.ふるさと納税の必要資料が便利になるかもしれません

○金沢マラソンに出てきました。金沢マラソンは参加者10,000人の大規模都市型マラソン大会です。コロナが広がってから都市型マラソン大会は一切中止になっていました。徐々に開催されつつありましたが、大規模なものは全国でも最初かもしれません。

○ここ2週間くらいは、人の流れも増えている気がしますし、飲食店がいっぱいで入れないとか、ホテルの宿泊料金が高くなっていたりします。世の中が普通になろうとしている、もしくは、我慢していた人が動き出したのでしょう。

○これほどコロナ感染者数が減少したのに、その原因について言及はされないのは不思議な気がします。私的には、多分ワクチンを受けた方が大きく増えたことが原因だと思います。公式に言及されないのは、科学的に立証できないからか、それによって世の感染症対策がおろそかになり再拡大が怖いからでしょうか。でも、本当に経済を考えればどこまでの対策でどこまでできるのか、ちゃんと把握することが正常化への大事な一歩と思います。

○金沢マラソン、開催には、きっと多くの反対や課題があり、関係する方々や温かく迎えてくださった金沢の方々には深く感謝と敬意を抱きます。感染症対策も工夫されていて、準備は大変だと感じました。一方参加する私は、正直開催されると全く思っておらず、練習不足もはなはだしい。変に前半飛ばしてしまい、やっとこ帰ってきました。でも、久々の大規模マラソン大会はとても楽しかったです。何事も準備は大切です。これできっと来年には長野マラソンが開催されるでしょう。ちょっとずつまた積み重ねて行こうという気になりました。

ふるさと納税は、かなり一般化してきていて、令和2年分で約552万人が利用しているそうです。

そのうち半分くらいの方は、ワンストップ特例制度という確定申告不要で同様の効果が得られるものを利用しているそうですが、確定申告でふるさと納税を行っている方も多いと思います。

ふるさと納税は、寄付金控除がベースで、控除を受けるために寄付先が発行する「寄付金受領書」が必要でした。令和3年分からこれに代えて特定の事業者が発行する「寄付金控除に関する証明書」で足りるようになります。特定の事業者というのは、いわゆるふるさと納税のポータルサイトを運営している事業者です。様々なところにふるさと納税されていて利用しているポータルサイトが大体同じという方は、それを利用すると管理も申告の簡単になると思います。

3.贈与税の暦年贈与

最近、贈与税の暦年贈与はいつからなくなりますか(あるいは、来年からなくなるそうですね)という話が出ます。

確かに相続対策の雑誌や広告で「贈与税の見直し」を見出しとした記事が多く出ていますが、110万円控除がなくなる話は、そのような法律も、税制改正の素案としても令和3年10月現在存在しません

贈与税の110万円控除は、相続税対策として有用で、お金もちほど効果を享受できるので格差の観点から問題とされています。ただ、私見ですが、もともとは普通の生活の中で種々の事情での少額贈与はよくあり、そこに課税しないという生活への配慮からの規定でもあるので、容易に変更はできないと思われ、変更があるとしても基礎控除を減らす以外の方法になるのではないでしょうか。

この話に限らず、「こう変わったら大変です!」とか「税金かかるからやらなきゃ損!」というたぐいの不安や損したくない気持ちを煽る話はよくあります。そんな時に事実関係や手続きを含めて検討すると、該当する制度がない、明らかに損、実現可能な状況にないものなど多々あります。会計事務所では、分からないものもあったりしますが、とりあえず一回落ち着いてその話の内容を吟味するようにしましょう。

いつも宇賀田会計事務所をご利用いただき、誠にありがとうございます。コロナの感染者数が激減して普通の生活が近づいていると感じられ期待が膨らみます。

1.年末調整、押印が不要になります

毎年恒例の年末調整ですが今年は、税金の計算にかかわる部分は、特に変わる点はありません。

変わる点は、各申告書に従業員をはじめとした年末調整対象者の押印が必要なくなる点です。政府の判子の廃止を進めている方針に則ったものです。

一見手続きが省略できるように思われますが、押印なく書類の記名を会社印字した場合には、本人が確認了承しているという履歴が一切残らない可能性があります。トラブルのリスクとしては小さいかもしれませんが、名前だけでも書いてもらう方が良いかもしれません。

2.ふるさと納税の必要資料が便利になるかもしれません

ふるさと納税は、かなり一般化してきていて、令和2年分で約552万人が利用しているそうです。

そのうち半分くらいの方は、ワンストップ特例制度という確定申告不要で同様の効果が得られるものを利用しているそうですが、確定申告でふるさと納税を行っている方も多いと思います。

ふるさと納税は、寄付金控除がベースで、控除を受けるために寄付先が発行する「寄付金受領書」が必要でした。令和3年分からこれに代えて特定の事業者が発行する「寄付金控除に関する証明書」で足りるようになります。特定の事業者というのは、いわゆるふるさと納税のポータルサイトを運営している事業者です。様々なところにふるさと納税されていて利用しているポータルサイトが大体同じという方は、それを利用すると管理も申告の簡単になると思います。

3.贈与税の暦年贈与

最近、贈与税の暦年贈与はいつからなくなりますか(あるいは、来年からなくなるそうですね)という話が出ます。

確かに相続対策の雑誌や広告で「贈与税の見直し」を見出しとした記事が多く出ていますが、110万円控除がなくなる話は、そのような法律も、税制改正の素案としても令和3年10月現在存在しません

贈与税の110万円控除は、相続税対策として有用で、お金もちほど効果を享受できるので格差の観点から問題とされています。ただ、私見ですが、もともとは普通の生活の中で種々の事情での少額贈与はよくあり、そこに課税しないという生活への配慮からの規定でもあるので、容易に変更はできないと思われ、変更があるとしても基礎控除を減らす以外の方法になるのではないでしょうか。

この話に限らず、「こう変わったら大変です!」とか「税金かかるからやらなきゃ損!」というたぐいの不安や損したくない気持ちを煽る話はよくあります。そんな時に事実関係や手続きを含めて検討すると、該当する制度がない、明らかに損、実現可能な状況にないものなど多々あります。会計事務所では、分からないものもあったりしますが、とりあえず一回落ち着いてその話の内容を吟味するようにしましょう。

○金沢マラソンに出てきました。金沢マラソンは参加者10,000人の大規模都市型マラソン大会です。コロナが広がってから都市型マラソン大会は一切中止になっていました。徐々に開催されつつありましたが、大規模なものは全国でも最初かもしれません。

○ここ2週間くらいは、人の流れも増えている気がしますし、飲食店がいっぱいで入れないとか、ホテルの宿泊料金が高くなっていたりします。世の中が普通になろうとしている、もしくは、我慢していた人が動き出したのでしょう。

○これほどコロナ感染者数が減少したのに、その原因について言及はされないのは不思議な気がします。私的には、多分ワクチンを受けた方が大きく増えたことが原因だと思います。公式に言及されないのは、科学的に立証できないからか、それによって世の感染症対策がおろそかになり再拡大が怖いからでしょうか。でも、本当に経済を考えればどこまでの対策でどこまでできるのか、ちゃんと把握することが正常化への大事な一歩と思います。

○金沢マラソン、開催には、きっと多くの反対や課題があり、関係する方々や温かく迎えてくださった金沢の方々には深く感謝と敬意を抱きます。感染症対策も工夫されていて、準備は大変だと感じました。一方参加する私は、正直開催されると全く思っておらず、練習不足もはなはだしい。変に前半飛ばしてしまい、やっとこ帰ってきました。でも、久々の大規模マラソン大会はとても楽しかったです。何事も準備は大切です。これできっと来年には長野マラソンが開催されるでしょう。ちょっとずつまた積み重ねて行こうという気になりました。


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