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宇賀田会計事務所ニュース2021年12月版

2021/12/09

いつも宇賀田会計事務所をご利用いただき、誠にありがとうございます。

  • 年末年始の営業について

当事務所の年末年始休業は以下のとおりといたします。

12月30日(木)~1月4日(火)

1月5日(水)から通常どおりの営業となります。年末調整、給与計算等締め切りが決まっている業務については、打ち合わせさせていただきますが、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

  • 改正電子帳簿保存法がはじまります ←2年間延期の見込みです

(1)電子文書が対象です。

大きく改正された電子帳簿保存法が2022年1月1日から施行されます。以前、少しだけ触れましたが、ちゃんと対応するには、かなりの労力が必要な制度です。電子文書は、電子化された文書で、①最初のオリジナル書類が電子化されているもの、②スキャナ保存で紙等を電子化したものに分けます。

(2)主要な改正点

①電子保存に税務署の許可が不要になりました。

②電子データがオリジナルのものは電子データでの保存が義務化されました。

 

③スキャナ保存の適用要件の緩和

いままで大きな障害だった適正事務処理要件がなくなり導入はしやすくなりました。ただ別の要件が設定されています。

複雑なので電子保存の可否を表にまとめてみました。とりあえず保管できるものの種類分けです。

種類 最初のオリジナルから電子化 スキャン保存して電子化した書類
国税関係帳簿(総勘定元帳、補助簿など) 不可
国税

関係

書類

決算関係書類(BS、PLなど) 不可
取引関係書類(契約書、請求書など)

会計帳簿を電子化する場合は、必ず最初から電子で作成しなければなりません。

また、スキャナ保存する場合には、日付、取引金額、取引先、範囲指定での検索が可能であることが要件になっていますので、単純にスキャンをして保管するだけでは足りません。なお、帳簿・証憑の保管は原則紙保存で、電子で受け取ったオリジナルデータが例外になります。

(3)今後対応すべきこと

(2)②の電子書類を電子データで受け取った場合の対応が面倒かと思います。EDIやメール添付の請求書等の文書、カード会社やネット取引の明細をダウンロードした場合など様々なものが該当し、電子データによる保管が義務付けられています。既に皆さんの会社でも結構な取引量があると想像します。

対応策としては、サーバーなどにとりあえず入れておくくらいしかないように思われます。逆行して電子取引を一切やめて紙にするという対応もあるようです。今後よい対応方法が出てくると考えますが、紙と電子の書類が混在すれば、効率的にはならないのかなと感じます。システム会社の廉価かつ良い商品も聞きませんし、これを機に全社的に書類管理を見直す機会かもしれません。

○コロナが収まってきたこともあり、FDAで松本から神戸まで飛んできました。便の時間さえ合えば神戸までとても近いです。せっかく遠くまできたので、前々から行ってみたかった宝塚歌劇団を観てきました。花組です。

○ミュージカル部分はなかなか奇抜なストーリー(忠臣蔵のパロディ)で展開も早く面白かったです。花組は、今年で100周年だそうで、レビューは、昔からの歌などが入り、伝統の階段芸?!構成員は、皆若い女性ですが、まさに伝統芸だなと感じました。

○そして、男役の方が娘役よりも圧倒的に上なことに驚きました。個人的には、娘役トップの方が衣装で見なくても明らかに見分けられるくらい素晴らしかったのですが、女性だけの劇団だし、観客もほぼ女性で、人気も技術的にも男役あっての宝塚なのですね。女性が男性的な動作で低い声で高らかに歌うのは、本当に難しく、研究されているように見えました。

○最近は、ジェンダーフリーとかが重視され、女性とか男性とかいうこと自体が間違っているという風潮もありますが、男子禁制の宝塚では、むしろ性別の差を明確に感じます。男女の差なくして、面白さなしです。そして、宝塚ファンをみて、神戸まで好きな藤井風のライブを見に来た妻をみて、追っかけ対象があるのがうらやましく思う神戸ツアーでした。

 


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