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宇賀田会計事務所ニュース 平成24年7月号

2012/07/04

宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。

 

1.   償却資産税の調査

今まで告知したことはなかったと思われますが、毎年、長野市ではこの時期に償却資産税の調査があります。

今年は、茂菅、西長野、新諏訪、大字長野、箱清水、三輪(5~8丁目)大字三輪、上松、大字鶴賀、東鶴賀、南千歳、居町 の各地区が対象になるとのことです。対応が必要となる場合もありますので、そのときは、ご連絡相談させていただきます。

 

2.   税と社会保障の一体改革

(1)消費税率の上昇

消費税の増税に関する法案が衆議院を通過しました(参議院はまだですが)。

2014年4月から8%に2015年10月から10%に税率が上がるという消費税増税法案だけが通過しています。

単純な消費税率上昇だけで、そのほかの制度は、先送りとなった模様です。例えば、民主党と自民党等との隔たりが一番大きかった低所得者対策、複数税率制などは、特に現在のところは決まっていません。

また、「税と社会保障の一体改革」での税制改正案は、消費税率だけでなく、所得税法の改正(高所得者の増税)や相続税・贈与税(相続税の基礎控除の見直しによる増税、贈与減税の活発化による消費減退の抑え込み)といった改正法案はすべて削除されました。

12月以降の通常の税制改正法案に盛り込まれる予定のようです。その頃政界はどうなっているかは全く分からないのですが。

先月から「税と社会保障の一体改革」について書いていたのですが、消費税増税くらいしか法案として通過しなかったので、なんだか書くことがなくなってしまった感じがします。

いずれにしろ、消費税が上がったときには、大きく消費が落ち込む傾向にあり、価格転嫁の問題なども発生することは間違いありません。それらの対策も考えていきたいと思います。

(2)その他の福祉の充実

その他の税制は変わりませんでしたが、社会保障の内容は法律として変わっています。

1.  年金関係(財源、公務員共済年金と厚生年金の統合に向けた法案)

2.  子育て支援

共済年金と厚生年金の統合に向けては、かなり大きな議論だと思うのですが、あまり注目を浴びてないのがやや不思議です。

法律が通らない民主党で法律ができただけでもかなり進歩かと個人的には感じています。

○朝の連ドラ「梅ちゃん先生」を見ています。堀北真希さん扮する魅力的な女医さんの話です。先日の放送で大学病院研修中の彼女が「そこにいればいい」という言葉に感化され地元蒲田での独立開業を宣言していました。

○会計事務所はお医者さんに例えられることもあり、規模やサービス内容によって、大学病院のような大病院、地域の有力な病院、町医者、専門医みたいな分類ができます。働いた経験上、どちらも長所も短所もありまして、それぞれ必要なものです。この辺も医者に似てるかもしれません。

○大法人と個人事務所では、仕事内容も考え方も大きく違います。大法人時代は、基本自分中心で、特に退職前は法人の分裂騒動なんかがあったりしたので、世の中や社会について考えることなんて、ほとんどなかった気がします。今は地元がどうなるといいかとか、自分ができることとか、それなりに良く考えます。

○そんな活動のひとつで、7月15日(日)に開催される「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」の実施に向けたお手伝いを去年10月くらいからやっています。今は、善光寺御開帳時に実施されているお祭です。昔の毎年やっていた時代の屋台巡行を懐かしくと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

○お祭を自立的に開催できるように、カネやヒト等を集め、仕組にしていく活動をしているのですが、会社とか違って目的が非常に不明確になります。地元のまち、行政、関係団体、その他の市民、それぞれ達成したい目的や利害が違い、いろんな調整や準備をしていて何がしたいんだっけ?となることもしばしばです。

○お医者さんも会計事務所も屋台巡行も、とりあえずそこにあることが第一です。特に屋台は祭に使ってナンボです。もっとなんとかならないの?という点はあると思いますが、ちょっと温かい目で、7月15日中央通り界隈に足を運んでいただけると、うれしいです。

 

 

 


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