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宇賀田会計事務所ニュース 平成25年3月号

2013/03/02

いつも宇賀田会計事務所をご利用いただき、ありがとうございます。今年は雪も良く降っていた感じがしますが、うちの鉢植えの水の減り方を見ていると春が近づいているなあと思います。その鉢植え達もいい加減植え替えしないといけないのですが。

1.   確定申告をお忘れなく。

個人所得税・贈与税の確定申告は、3月15日(金)までです。個人消費税は3月31日までとなります。遅れると納付が必要な場合には加算税等が別にかかりますので、ご注意ください。

通常ある収入以外に収入や不動産などの取得があったときには、あとで大きな税金が出てしまうこともあるので、ご相談ください。当事務所でもまだ承っております。御用名お待ちしております。

2.   保険料率の改正

生保各社が保険料を決めるときの目安として使う「標準利率」を引き下げられたため、25年4月以降に締結する保険契約で利回りが下がるそうです。その結果、同じ保険の内容でも、保険料の引き上げや解約返戻率が下がったりします。

期末の税金対策などや、老後資金を目的として長期の貯蓄性の高い生命保険契約をご検討の方は、3月中に加入されたほうがお得になるかと思います。

私は、保険屋さんではありませんが、保険屋さんはたくさん知っているのでいつでもご相談ください。

3.   金融円滑化法の終了

中小企業等への融資について、返済期限の引き伸ばし等金融機関に最大限に配慮させることを目的とした金融円滑化法がこの3月末で終了します。

昨年3月末現在ですが、国内410金融機関のこの法律に基づく返済猶予の申込件数は、357万5,906件(金額92兆8,593億)だったそうです(帝国データバンク)。契約件数ベースとはいえ、かなりの件数だと思いますし、民主党政権発足時にできた法案ですが、改めてかなりスゴイ政策ですね。

円滑化法が終わると、金融機関は今まで程、債務弁済のリスケジューリングに応じる必要がなくなることになり、いわゆる倒産が大幅に増加するのではないかと心配されています。

リスケジューリング等がどうしても必要な方は、できるだけ早く金融機関と相談しておくのがいいと思います。 突然ハシゴを外すようなケースはかなり例外ではないかという話もチラホラ耳に入りますので、過度に心配しなくともよいように感じます。また、行政で中小企業再生支援協議会等の人員・供給体制を強化する向きもあります。

また、円滑化法には、住宅ローンに関する相談も含まれています。住宅ローンの返済困難なケースも早く金融機関に相談すべきだと思います。円滑化法は債務者がちょっと保護されすぎだった感も個人的にはあります。経済全体の活性化には、処理を進めて、新陳代謝を良くした方がいいという面もあるので、いい方向になれば良いなと思います。

○長野県の平均寿命が全都道府県の中で1位だそうです。日本一の長寿県の秘密はなんでしょうか?ということで、就業率の高さや、ボランティアの参加率の高さなどが挙げられていました。

○去る24日に「ボランティアの集い」なるイベントに、実行委員の1人として参加しました。70程度の団体で、600名くらいが参加して、自身の活動や未来について語り合う場でした。世の中には、いろんな活動をしている人達がいることを知りまして、大変有意義になりました。確かに世の中や地域のためにガンバっている方々というのは、高齢の方が多いと思います。元気にまちが良くなるように活動されて、長寿。本当にいいことです。

○「ノーマライゼーションという言葉がなくなる社会」という未来への意見が印象に残りました。この方も高齢の方で、差別がなく助け合いが当たり前ならそんな言葉は不要だという意図でしょう。参加者の多くは障がい者やニート対策など社会福祉的な活動をされている方で、競争が激しく世知辛い世の中というものに否定的で、支え合えて幸せを感じる社会を望んでるのだと感じました。

○私は、経済が豊かだから弱者にも手を差し伸べる術が生じると思っています。だから、仕事して雇用して納税するというのは、本当に大きな社会貢献です。会計士試験に受かる前、私も半ニートで人と話すのも怖かったのを思い出しますが、ニートなんか経済的豊かさの副産物ではないのかなあ。

○いずれにしろ、こんな元気な高齢者の皆さんだけではなく、若い世代がガンバらないといけません。地域のために頑張っている若者に着目して表彰する「ながの未来力大賞」なるイベントを今度行います。一生懸命ガンバっている40歳未満の方をご存じでしたら、是非ご紹介くださいませ。よろしくおねがいします。

 


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